2004年1月19日(月)18:19

フィッシャー外相はダブリンでEU問題を協議

ダブリン(AP)

ドイツのヨシュカ・フィッシャー外相は月曜日ダブリンで、EU憲法協議が早期に再開されるとの期待を表明した。アイルランドの首都ダブリンで同国のブライアン・コーウェン外相およびバーティー・アハーン首相との交渉を終えたフィッシャー外相は、3月までに予備会談が行われて早期再開が決定されることになろうと述べた。

緑の党所属のフィッシャー外相は、EU将来像会議の作成した憲法草案の条文を大筋で維持するよう主張した。ポーランドとスペインの拒絶にあったこの憲法草案は、新たな票配分や決定手続きの簡略化、EU外相職の創設などを提案している。アイルランドは今年から欧州連合の議長職を引き継いだ。12月には議長国イタリアのもとブリュッセルで開かれたEU首脳会議において、EU憲法可決に向けた試みがひとまず失敗に終わっている。

原題:Fischer zu EU-Gespraechen in Dublin




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